水曜日のダウンタウン パンサー尾形の怒り&おちゃらけ企画に笑いだけじゃなく感動しまくり!尾形のプロ意識やっべ~!!
いや~なんともかんとも
水曜日のダウンタウンはやっぱり面白い
今一番本気で笑える度がダントツで安定して高いですね。
撮影の裏側での苦労とかも含めて考えてしまうと、よりいっそうこの番組作りには感心してしまいます。
コンプライアンスを気にしすぎて、安牌な保守的番組ばかりの中で何度も炎上を経験しながらも過激なスタンスを変えない番組スタッフのバラエティ愛が素敵ですね。
もし自分が今番組制作に関われるなら水曜日のダウンタウンには是非関わって、本気で笑いを愛する人たちの集まる構成会議に出席したいです。
しかし耐久系のロケ企画は演者もさることながら現場スタッフはそれ以上に大変だったりするんだろうな~
そんな水曜日のダウンタウンですが昨日の放送の「後輩にめちゃくちゃキレたあと不機嫌な顔を見せづらい先輩の前でおちゃらけを演じなきゃいけない状況、地獄説」。
この企画は笑えながらも感動もさせてくれる実にいい企画でした。
この企画の内容を簡単に説明するとパンサーの尾形が後輩たち数人の尾形軍団で居酒屋に飲みに行ったところで、偶然先輩芸人の品川庄司の品川と偶然出会うという形で尾形が仕掛けられます。
前振りで品川が哀川翔さんも一緒に飲んでいるから後で来てと前振りをしつつ、それぞれが自分のところで飲み始めます。
そこで尾形軍団側は、尾形を怒らせるために尾形が熱くなるお笑いに対する姿勢を指摘したり、尾形の嫁と浮気した感じを匂わせたりとヒートアップしたところで、先輩の品川からLINEで「こっちに来て」と言われて、品川たちの待つ部屋に向かうが怒りを隠して先輩のために笑いを取りに行くというのを何度か繰り返して、その様子を検証すると言った企画。
細かいニュアンスはやはり実際に見てみないと伝わらないところがあるので、そこはなんとか見てみてほしいですけどこの企画で一番の見所は、怒った状態で先輩の部屋に向かう数歩の短いストロークの中で、「怒り→お笑い芸人」の顔へと気持ちを切り替える様に”プロ魂”を感じずにいられませんでした。
先輩の前で「怒りを隠す」だけでなく、高低差が激しい「笑いを取る」という切り替わりは本当に素晴らしい。
しかも一緒にいる後輩たちもお笑い芸人達だというのに、そこを巻き込まずに自分へのリクエストを自分だけで責任を持ってこなす感じカッコよかった。
パンサー尾形は、勢いだけの芸人というイメージが強かったけれどお笑いに対する一生懸命な姿勢を見ることができて見直しました。
でも今回のようなシチュエーションは、あそこまで激しくはないにしろ似たようなものはちょこちょこあるはずだけれど、プロの気持ちの切り替え術はなかなか見ることができないので貴重な映像でした。
水曜日スタッフのあの計算された企画センスと演出術すごく欲しい。。。